急速な技術発展により、誰でもが容易に操作できるハードウェアと、簡単にプログラミングできるソフトウェアが、安価に 手に入る時代となりました。 しかし、どのような時代になろうとも設計の良し悪しがシステムの全てを決定すると言っても過言ではないと思われます。 当社は『内容がわかりやすく・省資源化された・改良しやすいシステム創り』を指針として、設計からアフターサポート までご提供できる「設計会社」としてあり続けたいと思います。 当社は、以下の指針を通して、お客様のご要望にお応えします。 | ||
設計上の観点 | ||
「当社は会計処理を基点としてシステム設計にあたります」 | ||
『モノが動けば、カネも動く』という企業会計の原理に基づき、常に会計処理の立場からシステムを設計致します。 従って、言葉も財務用語を主体とし、財務システムへの自動仕訳をご提案致します。 | ||
言葉の重視 | ||
「当社は言葉を大切に扱います」 | ||
誤りなく伝えることが品質向上の第一歩であると考えるからです。 | ||
(1) 用語の使い分け | ||
① 基本設計書・運用手引書等、お客様が承認・使用する資料は、財務用語を主体としてお客様の用語にて作成致します。 | ||
② 詳細設計書・保守手引書等、当社が主として管理・使用する資料はコンピュータ用語にて作成致します。 | ||
③ システム用語・特殊用語・略語を定義する用語解説書を作成致します。
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(2) 統一用語と命名 | ||
システム開発で必要となる種々の定義名称は、設計担当者により類推しやすくかつ体系化された命名書を作成致します。 従って、どのプログラムどの資料を見ても、統一された定義名から用語が類推できることになります。 これは、誰が見ても内容がわかりやすいシステムにつながります。 | ||
上流工程の重視 | ||
「当社は上流工程の検証に全力を注ぎます」 | ||
上流工程の確実性こそが、生産性向上の原点であると考えるからです。 | ||
(1) 仕様変更発生の抑制 | ||
多様な他社事例・選択式の提案内容、及び質疑応答等により設計段階での未検討項目を可能な限りなくし、仕様変更の 発生を抑制致します。 | ||
(2) プログラム設計工程の削減 | ||
プログラム仕様書は、設計担当者がプログラム構造を考慮して作成します。 プログラマは外部仕様書により処理内容を、内部仕様書により処理手順を理解できるため、プログラム設計工程は大幅 に削減できます。 | ||
(3) テスト工程の削減 | ||
設計担当者が前後関係・相互関連を認識してテスト計画を立案するため、単体テスト工程も大幅に削減できます。 プログラミング後に設計担当者とプログラムレビューをすることにより、ミスの大部分がテスト前に解決されます。 | ||
効率性の重視 | ||
「当社は標準化、共通化を重要課題ととらえます」 | ||
システムの核となる部分、将来変更が予測される所、共通で使われる所を分析し可能な限り独立化を致します。 一元管理することにより、資源の有効活用・改良のしやすさにつながります。 これらは保守手引書に記載され、システム改訂時の工数削減が期待されます。 | ||
計画性の重視 | ||
「当社は計画通りの作業遂行を徹底します」 | ||
工程毎の作業分類・所要時間及び優先順位づけが的確かどうかが、職務達成能力を最大限に引き出す要点であると考えます。 開発計画スケジュールに個々の計画マトリクスを重ね、個の遅れが全体の遅れにつながるという認識・責任・強調をもって、 自責による遅延をなくします。 |